SMARTなハードディスク

ついに壊れかけのハードディスクが壊れちゃいました。
想定されていたので、いろいろなテストやモニタに利用できて、よい経験になりました。
結局、もっとも役立ったのは、やはりSMARTでした。Windowsではあまり役に立たないように感じていましたが、smartmontoolsを利用すると、テストもできて、とても便利です。
# apttitude
> smartmontools
smartdはデフォルトでは動いていないが、継続的なモニタをしない場合は不要。smartctlで実際の操作ができる。
# smartctl -i /dev/hda
一般的なハードディスク情報の表示
# smart -A /dev/hda
よくみるSMARTデータの出力。VALUEが現在、WORSTは現在までの最悪値の指数、THRESH以下になっているとまずい。RAWデータを指数に変換してあるので、少しピンとこない。
# smart -c /dev/hda
SMARTの状態表示。
# smartctl -H /dev/hda
SMARTデータの異常部を表示してくれる。
# smartctl -l error /dev/hda
過去のエラーログの表示。
# smartctl -t short /dev/hda
2分で終わる簡易テスト。
# smartctl -t long /de/hda
全体のテストで、ハードディスクの容量に応じて、時間がかかる。
# smartctl -l selftest /dev/hda
セルフテストの結果表示。実行中のものはリストの最後に表示されるが、終了したものは最初の#1が最新。
# smartctl -a /dev/hda | grep -i temp
全データを表示するので、grepを使わないと見にくい
windows版もあるが、移植が不十分で、RAIDの後ろにあるハードディスクは特別なものしか調査できないので不便。
古いハードディスクは、SMARTがテストもログもサポートしていないので、不便。

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