VMware Workstation Pro on Arch Linux

Broadcomのアカウントを作るだけで、個人利用であればVMware Workstation Proが無料の様だ。でもVMwareからBroadcomにアカウント移行をしている場合は、名前が日本語になっていてエラーとなるが習性もできない。Firefoxの場合、テキストボックスを右クリックしてInspectを選び、Inspectorでinputタグからdisabledの属性を削除するとテキストボックスに入力が可能になるので、修正してダウンロード。
でも、Arch LinuxではAURがあるので、ダウンロード不要。
yay -S vmware-workstation
pacman -S linux-header
modprobe -a vmw_vmci vmmon
これでインストールできた。

実機のWin7を仮想化。まずは、ハードディスクのイメージ化。全体をコピーすると巨大になるので、前半200Gのみべた書き。fdiskで後半のパーティションを削除してパーティションテーブルを書き換え。その後VHD形式に変換。
dd if=/dev/sda of=hdd.img status=progress bs=512 count=400G
fdisk hdd.img
pacman -S qemu-img
qemu-img convert -f raw -O vpc hdd.img hdd.vhd

vmwareでwin7の仮想マシンを作成するが、そのままでは立ち上がらないので、起動時ESCキーを押してブートメニューを出し、win7のDVDで起動し、コマンドプロンプトで以下の修復を行い、その後にシステムの修復を数回繰り返すとwin7がhdd.vhdから起動できるようになった。
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /rebuildbcd

USBデバイスはVM、Removevable Devicesメニューから接続すればよいが、USBのPCカードリーダーはArch Linuxで認識できる状態にしていなければ、メニューに現れない。
pacman -S pcsc-tools libusb-compat ccid opensc wget
systemctl start pcscd
pcsc_scanでカードリーダーを認識できていること確認する。
systemctl status pcscdでは、下記のメッセージが表示されているが、問題なさそう。
pcscd.service: Referenced but unset environment variable evaluates to an empty string: PCSCD_ARGS
Gemplus GemPC Twinはccidでサポートされているようだ。


コメント