Gigabyte GA-E7AUM-DS2H

最近のマザーボードはIDEもFDDもインターフェースがないので、GigabyteのGA-E7AUM-DS2Hを復帰させるべく、Linuxをインストールしてみた。GeForce 9400 MCP chipsetのためなのか、Ubuntu 20.04を試したが、突然リセットがかかり安定動作しない。電源ユニットが壊れたのかと変更してみたが変わりない。stressでメモリをテストすると、画面にサンドパターンが出ることがある。メモリの異常と考えて交換したが改善しない。
stress -m 10 –vm-bytes 1G -t 20sで暴走する。

下記のWebによると、BIOSのSMAP情報にバグがあるとのこと。
https://miko.org/~tatyana/tech/FreeBSD/FreeBSD_on_GA-E7AUM-DS2H_with_Over_2GB_of_RAM.jp.html
確かに、FreeBSD-12.3は、on board GPUではKernel Panicで起動せず、古いPCIグラフィックボードを追加すると起動する。
とりあえず、アマゾンでもっとも安かったGF-GT710-E1GB/HSを購入しセットすると動作が安定した。

バグなのか、相性問題なのか、マザーが壊れているのかわからないが、完全に安定動作とは言えない状態。最後はWindowsで使用していて問題はなかったので、Windowsを少し見直した。

Q9550とCPUも古いので、Arch Linuxとubuntu 22.04を体感比較したが、Arch Linuxの方が動作が軽い。ubuntuだとfirefoxの起動が非常に遅く実用に耐えない。Debian 8は快適に使えるが、FireFoxが古いためか表示できないページがある。WordPressもblock editorだと表示されないので、プラグインのDisable Gutenbergを使用してClassic Editorに変更した

Debian 8をインストールするとき、nouveauのドライバを使用すると、カーネル設定でVGAを使用したり、GRUB_GFXPAYLOAD_LINUX=keepで高解像度を使用すると、起動中にフリーズしてしまう。nvidiaのドライバを使用すると、VGAで高解像度のコンソールが使用でき、Xorgも高解像度になるので便利。

BIOSをF4にupdateしてみた。DELでBIOSに入り、F8でQ-FLASHを使って、USBメモリに保存したBIOSファイルに更新できる。更新後に、Load Fail-Safe Defaults後に、Integrated PeripheralsでSATAをAHCIに変更して、Debian 8でArch Linuxを起動してみたが、時々フリーズする。BIOSに戻ってみると、iGPU Frame Buffer ControlをManualにしていたのにFrame Buffer SizeがDisableから64Mになっている。なにかがおかしい。
BIOSをF2に変更すると問題なさそう。F4だとQ-FlashでUSBメモリだけでなくHDDにもアクセスできるので、少し残念。
ちなみに、CTRL+F1でBIOSの設定項目が増えるが、あまり面白い項目はない。Advance PathをDisableにしても、F4の安定性は改善しなかった。

起動時のホットキーは、DELでBIOS画面、F12でブートメニュー。

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