antiX on Thinkpad L420

Lenovo Thinkpad L420は、Windows 7 Home Premium, Intel i5-2410M 2.3GHz, RAM DDR3-1333 4GB, HDD 320GBと非力だが、実家ようにノートパソコンが必要なので、手を入れることにした。

まず、HDDを抜き出して、別のWindows機に接続し、Acronics Disk Director V12でNTシグネチャを含めて500GBのSSDにクローンを作成した。SSDをセットしたが、ハードウェアの変更のため、WIndowsが起動しなかった。手持ちのWindows 7 UltimateのDVDから起動し、システムの修復を実行したら、無事起動した。SSDへの換装で体感的にはなんとか使えるレベルに高速化できた。

SSDの空き領域にLinuxをインストールして、デュアルブートにした。
軽量Linuxとしては、antiX Linuxを選んだ。antiX-22_x64-full.isoをダウンロードして、RufusのDDモードでUSBに書き込んだ。
F12でUSB-HDDから起動し、インストールした。インストール中にディスクパーティションが新規に作成できなかったので、あらかじめGpartedで拡張パーティションを、root 20GB, swap 10GB, home 40GBで作成しておいて割り当てた。Windowsとのデュアルブートのため、システムクロックはローカルに設定。
apt update, apt upgradeでパッケージを更新したあとに、apt install anthy ibus-anthy kasumiで日本語入力システムをインストール。その後、コントロールセンター、セッション、ユーザのディスクトップセッションから、startupの末尾に、ibus-daemon -dxrを追加。desktop-session.confの末尾に下記を追加。
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
アプリケーション、設定、ibusの設定、一般でプロパティパネルを表示しないに変更。
ログアウトして再起動して、半角/全角キーで日本語に切り替わるか確認する。
アプリケーション、設定、Anthyの辞書管理から使うkasumiは、~/.anthy/private_words_defaultを手動で新規作成しておくと、単語登録に使用できる。

antiX Linuxは軽快に動き、Debianと似た管理なので、使いやすそうだ。

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