Woody時代

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はじめに
YahooBBから,MEGA EGG(メガエッグ)に乗り換え,回線が高速化したので,高速ルータがほしくなりましたが,共有ディスクも必要だし,,,,
いままでは,Windows2000のインターネット共有でがんばっていましたが,夏になり?暴走することが頻発し,ついにLINUXサーバを建てることにしました。
SLS以来のLinuxとなり,ORCAも考え,Debianに決めました。ローカルなプロバイダのためか,MEGA EGGの情報が少ないため,自分のメモを兼ね,このページを作りました。
Linuxのインストール
Debianのインストールでは,ネットワーク経由が最も便利のようです。とりあえず,最小構成CDイメージをダウンロードしましたが,書籍や雑誌の付録で,インストールしてもOKです。
download CD-ROM image, Debian GNU/Linux 3.0 woody-i386-1.iso
burn CD-ROM with Nero
boot from CD-ROM
install debian following instructions
とりあえずネットワークカードの設定をしてください。あとで,PPPoEに使用するネットワークカードは,IPアドレス等を設定しないでください。
/etc/network/interfaces
/etc/resolv.conf
dselectが使えるように,sources.listを設定してください。
#vi /etc/apt/souces.list
PPPoEのセットアップ
Debian標準のpppoe-3.3ではどうしても,PPPoE接続できなかったので,rp-pppoe-3.5をインストールしました。まだインターネットにつながっていないなら,Windowsでダウンロードしておいて,Windowsのパーティションをマウントしてコピーすると簡単です。
get rp-pppoe-3.5.tar.gz in /usr/src
#tar zxvf rp-pppoe-3.5.tar.gz
#cd /usr/src/rp-pppoe-3.54
#./go
user name =
interface = eth1
demand value = no
DNS information = server
password =
mode = masquarade
#adsl-start
#ifconfig -a ppp0
ifconfig -a ppp0で,接続を確認してください。
eth1は/etc/network/interfacesでは,設定しないでください。しかし,当然ながらLinuxのドライバは認識している必要があります。
kernelの再構築
#dselect
iptablesを使用したり,ネットワークカードのドライバを,eth0をビルトインに,eth1をモジュールにするために,カーネルを再構築します。また,バックアップもかねて,2.4.18にバージョンもアップしておきます。
kernel-source-2.4.18-14.3
libncurses5-dev 5.2.20020112a-7
kernel-package 7.107
#cd /usr/src
#tar zvfj kernel-source-2.4.18.tar.bz2
#cd kernel-source-2.4.18
#make menuconfig
select eth0 NIC as built-in
select eth1 NIC as module
#make-kpkg clean
#make-kpkg kernel-image
#dpkg -i ../kernel-image-2.4.18_10.00.Custom_i386.deb
no
yes
#mv /etc/modules /etc/modules.org
#cat /etc/modules.org /dev/tty1 > /etc/modules
eth1 NIC module name
^D
#reboot
初期設定
とりあえず,スタート時にadsl-startを起動するために,リンクを張ります。余裕ができれば,ちゃんと起動スクリプトを作ってください。
#ln -s /usr/sbin/adsl-start /etc/ppp/ppp_on_boot
ルータとして使用するためには,iptablesの設定がとりあえず必要ですので,設定します。これも,余裕ができれば,ちゃんと作り直しましょう。
#cd /etc/default
#mv iptabes iptables.org
#cat iptables.org iptables.sam > iptables
#update-rc.d iptables defaults
#reboot
クライアントでは,eth0のアドレスをゲートウェイに,また,/etc/resolv.confのアドレスをDNSに設定しましょう。これで,クライアントからインターネットが利用できるはずです。
samba
共有ディスクとして使うために,sambaを設定します。普通の使用法なら,Debianの標準パッケージで十分のようです。
インストール後にsmb.confを設定します。
#dselect
samba 2.2.3a-13
#vi /etc/samba/smb.conf
時刻を合わせるために,ntpdateも導入しましょう。タイムサーバとしては,clock.nc.fukuoka-u.a.cjpを使いました。用途によっては,ntpdを導入したほうが良いかもしれません。
#dselect
ntpdate 4.1.0-8
#ntpdate clock.nc.fukuoka-u.a.cjp

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